2012年5月29日火曜日

盲ろう者 自動通訳装置 気軽に話しができる手袋



盲ろう者と話ができる手袋(MAKE)


Design Research Lab

盲ろう者とのコミニュケーションには、触読手話(指文字)という方法がある。
触読手話とは、手のひらで手話(指文字)を読み取る方法です。

この触読手話は一般の人にとっては、簡単といえども、やっぱり難解なものです。

その手話をお互いに分かるようにする、コミニュケーション機器です。

この手袋の手のひら側には、感圧センサーがあり、手の甲側には、振動素子がついています。
盲ろう者は、手のひら側に触手手話で文字を書くと、Bluetoothでスマフォに文字として送られます。健常者は、スマフォから文章を送ると、盲ろう者の手袋の甲の振動素子で、文章を表すことができます。

コミニュケーションを取り合うのが困難な間に、それを翻訳するものが入ることで、今まで取れなかったコミニュケーションがとれるようになります。

これと同じように、全くコミニュケーション、関連のないものの間に、その間を補完する仕組みが入ることで、新しいものが生まれるかもしれません。

柔らかぁーい、テルミン



Noisy Jelly ─ Jelloのテルミンキット(MAKE)

導電性のゼリー(水と寒天の粉と塩分を混ぜてを混ぜてつくったもの)を
様々な型に入れ作った、テルミンキーボード(?)。

これは、新しい体験ができそうです。

無機質な楽器が、生きていて、その扱い方で声を出しているような錯覚を起こしそうです。

ゼリー状のもにに対して、人はちょっと感じ方が違うようです。

硬質な何かを、ゼリー状にすることで、新しい次元の何かが生まれるかも。

NOISYJELLY資料(PDF)

2012年5月11日金曜日

3D LEDディスプレイ

私はLEDが好きだ。
何が好きかと言われると、光を簡単にコントロールすることができるからだ。
電球などでもコントロールできるが、早い制御に関してはなかなか難しい。

LEDは制御方法を変える、様々な光を出すことができる。
LEDレーザーでさえ簡単に簡単に制御することができる。

そんな私の心をさらにクスグルのが、3Dディスプレイだ。



単純なダイナミック点灯によるものですが、目を奪われてします。
技術的にはとてもシンプルではあるが、いいのである。

多くの人が作れるよう、3D(4x4)LEDキットもあるようです。
約6千円くらいでできそうなので、作り方のページもあります。

多くの人がチャレンジしていますが、大きさは8x8が最大のようです。
中には3x3というのもあります。

8x8のマトリックスは大変だということで、4x4のものもあります。





仕組みは簡単ですが、ものによって印象が違いますね。

違いのポイントは、

  1. LEDの配置、間隔
  2. ワイヤー(配線)の目立ちやすさ
  3. そして、光のパターン
になります。

  1. キューブのLEDの数にもよりますが、LEDの間隔はLED球の大きさによって決めるのがよさそうです。
  2. ワイアーは見えなければそれに越したことはありませんが、キューブのLEDの数が増えるほど相対的に目立たなくなってきます。
  3. 見栄えは、このパターン(コンテンツ)に大きく左右されますね。どのようなコンテンツをのせるかで決まってきます。このLEDキューブはあくまでもディスプレイにすぎないのです。

見え方というところから、上から釣っている人もいます。




10x10のフルカラー版もあります。



32x32の大型のディスプレイ(スクリーン?)もあります。



最後に大型!



こうやって見てみると、LEDディスプレイは解像度から、モニターとして映写するのにはまだまだ物足りないので、抽象的なパターンがよいようですね。

2012年5月3日木曜日

電子遠近両用メガネ

私も、そうろそろ老眼があやしくなってきた。

昔から、「遠近両用メガネ」というフレーズをよく聞く。
遠視用と近視用の相反するメガネを、ひとつにしようとするものだ。
今まで様々な方法で解決方法が生み出され、めがねガジェットとして販売されてきた。

よくあるのが、メガネのレンズ上部が近視用、下部が遠視用。
つまり、近くを見るとき、本などを読むときは下の方を見るから、という発想である。

それを一歩進めたのが、これである。
液晶レンズを使った、焦点た自動変更されるめがねである。
上を向いているときは、近視用に、下を向いたときは遠視用の焦点に調節されるメガネ。

液晶レンズを使用した電子メガネ
充電中の電子メガネ

価格は8万円強から10万円弱というところ。

焦点は手動でも変更できるが、焦点は2パターンのみ。

焦点変更速度は、液晶レンズなので、数十msec以下。

一回の充電で、2、3日使用可能。

なかなか良いガジェットだ。


今回の注目は、液晶レンズ。
液晶レンズとは、「液晶をレンズ状の空間に封入し、印加する電圧を調整すると、見かけ上の液晶の屈折率が変化する。同じ形状のレンズであっても、それを構成する材料の屈折率が変化すると、レンズの焦点距離が変化する。」ウィキペディアより

そしてその原理は、こちらから。「液晶(えきしょう)を使ってズームレンズを作りました!」(バーチャル未来科学館)


液晶レンズを使えば、機構部品がいらず、可変焦点のレンズができる。
反応速度が合えば、全焦点撮影可能な、ハンディビデオカメラができる。

だけれど、この液晶レンズ、普通には売っていない。
だれか、安くつくってくれないかなぁ。

焦点変更スピードが確認できます。
メガネとしては、充分なスピード。

2012年5月1日火曜日

脳波で耳を操る(necomimi)

GIZMOD「サイコミュでぴくぴく動くnekomimiを買ってみた」より

脳波のα波とβ波を、おでこと耳たぶのセンサーからピックアップして、ねこ耳を動かす。


個人的にこういうのが好きである。
自分の意思ではなく、勝手に判断して動いてくれる装置。
自分の発する空気を読んで、表現してくれている感じでもある。

これも、見えないものを見えるようにしている道具ですね。

これも一番イイところは、かわいいことである、ニャン。


















ちなみに、ニコニコ超会議では、通常価格8980円を、特別価格7900円で販売。
2日間で5000個を販売する計画だったが、イベントスタートから2時間ほどで3000個が売れてしまい、急きょ在庫を補充したそうだ。(ニコニコニュースより

iPhoneでアナログ映像編集ができる!

まあ、これを見てやってください。

http://www.thelovebox.com/

iPhoneでの撮影画面を2つに分け、片方をストレートな画像、もうひとつを鏡に写った画像が撮影される、装置(?)である。

とても単純なものであるが、こうも綺麗に作られると、これを使うことでアートに携わっているような気になってしまう。

トイカメラの雰囲気である。
何か懐かしさを感じるから不思議である。

この道具と同じくらい、パッケージにも力を入れている。

注文も、世界対応で、日本円にして4000円くらい。

アイデア自体はシンプルだが、見せ方次第で、印象が違ってくるイイ例である。

プリンターで作る

若かりし昔のころ、自分の文章が活字になったとき、うれしくて大人になった気がした。
それが、パーソナルなプリンターで打てるようになったとき、プリントしては、ニヤニヤしていたような思い出がある。

そのころから、プリンターは紙に印字するものというのが、常識だったが、最近は3Dプリンターなど、2Dの平面から、他の次元への作成に使われるようになってきた。

例えば、生き物のように、勝手に折り曲がって、立体を作っていくプリンタもある。


http://www.dezeen.com/2012/04/13/hydro-fold-by-christophe-guberan/

プリンターと特殊なインクと折り方を組み合わせた、新しい製造装置である。

また、こんな組み合わせでも、新しい製造ができる(と思う)。

いろいろなパッケージ型紙のテンプレートサイト

+

カッティングプリンター(カッティングマシン)

を組み合わせることで、超オーダ、パッケージ製造マシーンの完成である。
パッケージには、これもオリジナルでデザインや、紙質なでも選ぶことができる。

プリンターと何かを組み合わせることで、夢のような製造装置ができるのである。